
イタリアの自動車部品メーカーであるVHIT社は、AutoStoreの省エネルギーな自動倉庫システムを導入し、保管密度を従来の4倍に引き上げました。

VHIT社は、イタリア・オッファネンゴに本社を置く自動車部品メーカーです。内燃機関や電動モーター向けのメカトロニクス製品を開発・製造し、欧州を中心に南米やアジアにも事業を展開しています。
事業の拡大に伴い、在庫管理の効率維持が重要となる中、オッファネンゴ拠点では深刻なスペース不足に直面していました。これを機に、VHIT社はAutoStoreを導入し、サステナビリティ目標とも調和したかたちで物流機能の刷新に踏み切りました。
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VHIT社は、大規模な自動車製造に加え、小規模な顧客向けに多様なスペアパーツを提供する体制へとビジネスを広げる中で、深刻な運用課題に直面していました。既存のインフラはパレットベースの運用を前提としており、新たなニーズに応える柔軟性が不足していたのです。
スペースの制約も大きな問題でした。1980年代以降、増改築を重ねてきたオッファネンゴ拠点では床面積にほとんど余裕がなく、小ロットや多品種在庫への対応が難しくなっていました。現行の倉庫インフラでは、将来的な事業拡大に求められる柔軟性や効率性を備えておらず、顧客基盤の拡大や、自動車部品サプライヤーとしての競争力維持にも影響が出かねない状況でした。
課題はスペースの問題だけにとどまりません。モビリティ分野での技術革新やサステナビリティへの対応も求められる中、環境に配慮しつつ、柔軟かつスピーディーに運用できる仕組みが必要とされていました。
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こうした課題に対して、VHIT社はAutoStoreシステムを導入。既存スペースを活かしながら保管容量を従来の4倍に拡張し、3,000個以上のビンの収容を可能にしました。R5ロボットによって、小型部品の取り扱いも効率化されています。導入構成は以下の通りです。
導入は非常にスムーズに進み、プロジェクト開始からわずか5か月で本稼働を迎えました。AutoStoreはモジュール式構成を採用しているため、運用を止めることなく、ストレージ容量や処理能力を柔軟に拡張できます。さらに、その省エネルギー設計は、同社の環境目標をしっかりクリアしています。

AutoStoreは、契約からわずか5か月で本稼働を迎え、VHIT社の倉庫機能を大幅に強化しました。
AutoStoreの導入により、VHIT社はサステナビリティと業務効率を両立させながら、拡大する顧客ニーズにも柔軟に対応できる体制を構築しました。
AutoStoreへの投資は、VHIT社のデジタル化とサステナビリティ戦略を具現化する取り組みです。小規模多品種への対応力を高めるとともに、Industry 4.0への適応を促進。同社が意思決定における重要な軸とするサステナビリティの観点からも、高効率かつエネルギー効率に優れたAutoStoreの導入は理にかなった選択です。
「AutoStoreは、限られた床面積でも高い保管効率を実現でき、当社のサステナビリティ目標とも調和する、理想的なソリューションだと感じています。」
「当社のオッファネンゴ拠点は1980年代から増築を重ねてきたため、限られたスペースを最大限に活用できることが、小型部品向けソリューション選定の重要な条件でした。」
AutoStore™は様々な倉庫に対応可能です。