AutoStoreにおける持続可能性™

ビジネスにとっての利点

持続可能な空間

オーダーフルフィルメントを共に改善する

顧客の期待が高まる中、企業はそのニーズに応えるための十分なスペースをどう確保しつつ、自社の事業活動による環境負荷を最小限に抑えることができるのでしょうか。AutoStoreは、企業が効率的かつより持続可能に運営できるよう支援する、革新的なソリューションの構築に取り組んでいます。

  • 高いエネルギー効率:超高密度の保管により、小規模なスペースでエネルギー消費量を大幅に抑えた運用が可能です。
  • ‍ ラストマイルを短縮:郊外の大規模施設や新規開発地に代わって、都市部に近い小規模拠点への移行が可能となり、ラストマイルでのエネルギー消費を抑制します。
  • 革新的なソリューション:当社は、企業の消費を抑え、より持続可能な形で地域社会に貢献できる革新的なソリューションの構築に取り組んでいます。
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Button Icon. Arrow pointing downwards. Illustration.
AutoStore™の最大のメリットは、リフトトラックなどを使った手動ピッキングと比較した場合の効率の良さです。このシステムは信頼性が高く、非常に高い稼働率を誇っています。さらに習得も簡単です。システムを個別に習得するのに数分しかかかりません。これも大きなメリットです。
Portrait of Kai-Remi Berge. Photo.
Kai-Remi Berge氏
XXL社、AutoStore Manager
In store shelves filled with shoes on the top and shoe boxes in the lower part. Photo.
当社がAS/RSソリューションを採用した大きな要因のひとつは、持続可能性です。私たちは、より環境に配慮した企業になることを、お客様にも自社にも約束しているからです。
Portrait of Mohammet Cirak. Photo.
最高執行責任者(COO)
eコマースブランド
Airplane
ビジネス面で言えば、コスト削減効果は非常に大きいです。なかでも最大の削減効果があったのはスペースで、それに人件費、エネルギー、在庫ロスと続きます。さらに、数値化しにくい部分としては、在庫の精度が上がることで、顧客からの信頼性が高まるといった効果もあります。
Portrait of Marc Cohen. Photo.
Marc Cohen氏
Davcor社、Managing Director
Portrait photo of Marc Cohen leaning over to his left side. Photo.
毎朝、すべての注文を出荷することに全力を注いでいます。お客様へできるだけ早く商品を届けるためです。現在の最短記録は、注文が入ってから出荷準備が整うまでわずか49秒です。
Portrait of Lars Lindgaard. Photo.
Lars Lindgaard氏
Boozt Fashion社、Chief Operating Officer
Boozt HQ building view from the front. Photo.
人間第一

人間のためのテクノロジー

AutoStoreでは、作業員が商品を取りに行くのではなく、商品が作業員のもとへ届きます。「ポート」と呼ばれる人間工学に基づいたワークステーションでグリッドからのピッキングや補充を行うことで、快適で生産性が高く、安全な作業環境を実現します。

  • テキサス州にあるTTI社の従業員は、広さ74,322㎡の倉庫内を歩き回り、横回転式カルーセルを使って作業していました。現在では、すべてのピッキングと補充が使いやすいワークステーションで行われています。
  • インディアナ州にあるPUMA社のeコマース配送センターでは、従来「暗く、汚く、過酷」と見なされていた倉庫環境が、テクノロジーを活用した働きやすい場所へと変わりました。

  • ドイツのネットスーパー企業、Knuspr社では、AutoStoreの導入によってピッキングおよび倉庫全体の生産性が倍増し、従業員の満足度も大幅に向上しました。


5ポンド、10ポンド、20ポンドとさまざまな大きさの箱を扱う作業を1日6~7時間行いますが、今では持ち運ぶ必要はありません。
Portrait of Aaron Hein. Photo
Aaron Hein氏
TTI社、Distribution Operations、Senior Director
Man picking items at AutoStore Port at TTI. Photo.
今では、従業員がAutoStore環境で働くことに非常に誇りを持っているのがわかります。この環境は非常に清潔で、テクノロジーに支えられています。
Portrait of Thomas Linske. Photo.
Thomas Liske氏
PUMA社、Global Logistics Director
Employees picking from AutoStore at PUMA. Photo.
オートメーションが大いに役立つのは、単純に移動量や運搬量を減らすことができる点です。もちろん、従業員や作業員の疲労も軽減されます。そして何より、楽しく業務に取り組めるのです。
Portrait of Ales Malucha. Photo.
Aleš Malucha氏
Rohlikグループ、Chief Automation Officer
Portrait photo of Marc Cohen leaning over to his left side. Photo.
毎朝、すべての注文を出荷することに全力を注いでいます。お客様へできるだけ早く商品を届けるためです。現在の最短記録は、注文が入ってから出荷準備が整うまでわずか49秒です。
Portrait of Lars Lindgaard. Photo.
Lars Lindgaard氏
Boozt Fashion社、Chief Operating Officer
Boozt HQ building view from the front. Photo.
省スペース

最も高密度な倉庫保管システム

AutoStoreは、同じ設置面積で最大4倍の保管容量を実現します。保管密度が高いため、エネルギー消費を大幅に抑えながら、より小さな場所に設置できます。モジュール式の構造は既存の施設にも柔軟に対応し、高額な新築工事を不要にすることで、環境負荷の軽減にも貢献します。

  • スイスの不動産コストの高さを背景に、55,000㎡の配送センターを運営するeコマース3PLプロバイダーのBRACK.CH社にとって、AutoStoreのキューブストレージソリューションは実用的かつ持続可能な選択肢となりました。同社の創設者Roland Brack氏は、このシステムが限られたスペース内でも継続的な拡張を可能にしていると語っています。
Red AutoStore R5 robot in motion on top of a grid. Photo.
エネルギー消費量

自然エネルギーによる電力供給

一般的なAutoStoreシステム(3台のConveyorPort™、7台のCarouselPort™、1台のコントローラ、40台のロボット、30基の充電ステーション)を、1日あたり8時間、年間250日稼働させた場合、年間の消費電力量は約8,900kWhにとどまります。

このような低い電力消費量は、太陽光パネルを使った屋上の太陽光発電システムによってまかなうことが可能です。実際、AutoStore導入企業である
Berggård Amundsen社では、次のような取り組みが行われています。

  • ノルウェー・ヴィケンのラングスにあるBerggård Amundsen社の新倉庫の屋根に、1,000枚以上の太陽光パネルを設置
  • これにより、4月から9月の間は、倉庫のエネルギー消費をすべて自社でまかなえる体制を実現。

持続可能性にお悩みですか?

AutoStoreはエネルギー、スペース、そして人材を節約します。当社の専門家にご相談いただければ、持続可能性目標の達成をどのようにサポートできるかご提案いたします。