AutoCase

AutoStoreグリッドにより、
ケースと個別商品をまとめてハンドリング

システム1つで
あらゆるケースハンドリングに対応

AutoCaseは、ケースや個別商品の効率的な保管や取り出し、シーケンスを実現します。高密度のモジュール式グリッド1つで対応可能です。ケースの誘導や取り出しを完全に自動化するため、重いものを手で運ぶ必要はなく、安全性の向上や労働コストの削減につながります。また、状況に合わせてビンを割り当てることにより、倉庫の空間を最大限活用できるため、さらなる業務改善が見込めます。

AutoCaseは、新製品がハイペースで発売されるファッション分野や、季節に応じて需要が増加する食料品、大量の商品を取り扱う小売業まで、あらゆる分野に対応します。進化するフルフィルメントの需要に対し、シームレスな対応が可能です。注文処理のスピードと信頼性を向上させることで、コスト効率を最適化しつつ、常に顧客の期待の先を行くことができます。

製品シートをダウンロード

AutoCaseの仕組み

AutoCaseでは、高度なクランププッシュ方式を採用しています。
これにより、安全かつスムーズに、完全にハンズフリーでケースを積み込むことができます。

荷下ろし、集約、補充

倉庫では、単品とケース単位の両方を管理する必要があり、オペレーションの複雑化が進んでいます。このため、従来の方法ではフルフィルメントに遅れが生じ、コストも高くなります。

AutoCaseは、1つの統合ソリューションにより、ケースの入庫から出荷までをシームレスに自動化します。荷下ろしやケースの集約、店舗への補充のいずれにも対応可能です。業界を問わず、よりスマートかつ迅速に商品を移動させることができます。

ケース管理のすべてを自動化

あらゆる角度から最適化

AutoCaseは、本当に必要なものをすべて実現する、エンドツーエンドの自動化ソリューションです。

繊細で安全なハンドリング

ビンの中にケースを入れるため、壊れやすく不規則な形の商品を保護できます。化粧品や電子機器、飲料といった、取り扱いに注意を要するSKUに最適です。

システム稼働時間と信頼性を最大化

ビンの底部が可動式となった、クランププッシュ設計を採用しています。これにより摩擦を最小化し、引っ掛かりやずれが抑えられます。荷重が不安定な場合でも、システム稼働時間を多く確保できます。

高度な追跡機能とエラー対応

ビンの追跡により、バーコード関連のエラーや手作業による例外処理をなくすことができます。このため、より多くの種類のSKUに対応可能です。

スペースの効率化

中型から大型(25〜95L)のケースにより大容量に対応し、同じ体積で優れた保管密度を実現します。

技術仕様

サイズ

L: 1,870 mm, W: 730 mm, H: 1,465mm

最大重量

245kg

スループット

150~260ケース/時
仕様書をダウンロード
Decorative icon. Icon displaying a red arrow pointing downwards. Symbolizing that it is possible to download an asset when clicking the button.

よくある質問

AutoCaseに対応しているのは、新たに設置するグリッドのみですか?既存のグリッドにも追加可能ですか?

いずれのAutoStoreグリッドでもお使いいただけます。新たに設置する場合、最初から組み込むことができ、ケースと個別の商品を1つのシステムでまとめて処理できます。すでにグリッドをお持ちの場合、使用中のグリッドに組み込むことができます。大規模な再設計やダウンタイムは不要です。

このため、まずは個別の商品に特化したワークフローから始め、後からケース単位でハンドリングできるようにすることも容易です。複雑なコンベヤーシステムや、インフラを重複して設ける必要はありません。これまでAutoStoreに投資いただいたものを無駄にすることなく、既存の設備をシームレスにアップグレードしていただけます。

AutoCaseの仕組みはどのようなものですか?

AutoCaseは、AutoStoreの製品群に完全に適応したモジュールです。ワークフローを簡素化し、必要なコンベヤーが少なくなるよう設計されています。

‍オペレーションは、シンプルなエンドツーエンドのプロセスに従って行われます:

 

入庫
パレット積みまたは床置きされたケースはAutoCaseに取り込まれ、自動的にバッファリング、順序付け、グリッドへの配置が行われます。

保管
ケースとビンは同じグリッド内にまとめて保管されるため、補充と注文処理のための統合システムが実現します。

 

出庫
ケースの発送が必要になると、ロボットがケースを取り出し、AutoCaseに渡します。AutoCaseでは、ケースは順序付け、統合、または直接出荷先に送られます。

 

デュアルサイクル

AutoCaseは、入庫と出庫を同時に行うフローに対応しています。これにより、スループットを向上させ、キューブを最大限活用することができます。

ワークフローを接続することにより、不要なコンベヤーの削減やハイブリッドによるオペレーションの集約、保管密度の改善が可能となります。さらに、システムはよりシンプルなものとなっています。

AutoCaseは、主にどのような用途に使用されますか?

AutoCaseは、倉庫のワークフローを改善できるよう設計されています。入庫や出庫、ハイブリッドによるオペレーションまで、幅広く対応します。

 

入庫ケース保管
入庫カートンをグリッドに自動で投入・保管するため、手作業によるビン投入は不要です。‍

 

出庫補充
ケースを効率的に取り出し、店舗、ピッキングステーション、パレタイザーに供給することで、迅速な受注処理を実現します。

 

ケースの統合とバッファリング
ケースの統合を自動化し、ジャストインタイムの効率的な受注準備を実現します。

 

混合ワークフロー
ケースの入庫と出荷を同じグリッドから行うハイブリッド運用をサポートし、柔軟で高効率なフルフィルメントを実現します。

 

AutoCaseは、さまざまな用途にお使いいただけます。このため、eコマースと店舗への補充を1つのシステムで管理する、ハイブリッドのフルフィルメントセンターに最適です。

すべてのFAQを見る

当社のイノベーションを
ぜひご活用ください。

消費者の行動は変わりましたが、サプライチェーンは変わっていません。スピードや効率性を維持するうえで必要なビンの種類や数量を知りたい方は、今すぐご相談ください。